脂肪肝の原因と症状について 

脂肪肝という病は、特に目立った自覚症状がないので、見つかるケースとしては健康診断の時に血液検査などから偶然に見つかると言う事も少なくはないそうです。

 

しかし、脂肪肝が悪化すると、「疲れやすい、倦怠感、食欲不振」などの、肝臓病の一般的な症状が出てきます。

 

健康診断の血液検査によりタンパク質の量を見る、GPTやGOT、γGTPなどの指標はご存知かと思いますが、普通これらの値、中でもGPTが基準となる値を超えている際は、注意する必要があるでしょう。アルコール性の脂肪肝は、γGTPの値も高い数値となります。

 

健康診断で何も言われなかったから大丈夫だろう・・・と安易には考えられません。脂肪肝の患者の中でGPTの値が異常だった人は、全体の30%強という厚生労働省からの調査結果も実際にあるのです。

 

他にも、見た目は痩せているから脂肪肝とは関係ないと言う事でもありません。見た目で太っていない人の中で調査したところ、約5人に1人は脂肪肝であったという結果報告もあるのです。

 

脂肪肝を厳密に限定するものは無いのですが、普通「肝臓の中の中性脂肪が10%を超えた状態」(異常のない肝臓は4〜5%程)、病理学で見ると「顕微鏡による標本観察で、100個の肝細胞の中に30%を超える脂肪空肪が見受けられた時」です。

 

脂肪肝が悪化すると、超音波やCT検査を行うと肝臓が白っぽく光るので、そこまで来ると判別するのは割と容易です。

 

本来日本人は、「節約遺伝子」との異名があり、脂肪を溜めやすい遺伝子の素因があると言われています。

 

また、日々忙しなく動き、生活環境が乱れていることが患者が増える原因とも言われています。

 

つまり、内臓脂肪を溜めることで脂肪肝だけでなく、動脈硬化や高脂血症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病を引き起こす危険性も高くなってしまいます。

 

脂肪肝の一番の原因は、「肥満」「アルコール」「糖尿病」です。この中の肥満とアルコールが、原因の7割とされています。

 

この中の肥満は、偏食や食べすぎ、栄養の取りすぎ、運動不足などが原因で、内臓に脂肪が蓄積するのです。

 

見た目は太っていないから、アルコールを飲まないから脂肪肝とは無関係とは思わないようにしましょう。